ライフサイエンス&製薬ソリューション

医薬品開発やライフサイエンス分野の研究を支える最先端の分析機器を提供し、基礎研究から製品化までのプロセスをカバーしています。バイオ医薬品開発、創薬研究、タンパク質の物性評価、ナノ・マイクロ粒子解析、製剤の品質評価など、幅広い分野で活躍するソリューションをご紹介します。

創薬研究


標的タンパク質と薬剤候補分子の結合親和性や速度論的特性の定量評価する分子間相互作用解析、またその複合体の立体構造を分子レベルで評価する結晶構造解析は、合理的な創薬研究を進めるうえで不可欠の技術です。より多様で複雑化する様々な新規創薬モダリティに対応する新しい相互作用解析装置や、タンパク質結晶最適化のための微量分注機を提供します。

バイオ医薬品製剤開発


抗体医薬などのタンパク質性医薬品は低分子医薬品とは異なり、不安定で変性や凝集を起こしやすいため、より安定な製剤条件のスクリーニングや最適化が必須です。安全性の高いバイオ医薬製剤を効率的に開発するために必要なタンパク質の様々な安定性評価、タンパク質凝集体評価、また微量粘度計などを提供します。

細胞解析と細胞外小胞(EV)研究


エクソソームをはじめとする細胞外小胞(EV)は、細胞間情報伝達を担う重要な因子として、がんや炎症、再生医療での活用可能性が注目されています。EVのサイズ、濃度、ゼータ電位、蛍光に基づく表現型解析などEV研究向け各種装置、また様々な細胞ベースの研究に活用可能な新たな細胞分析手法を提供します。

粒子分析


脂質ナノ粒子(LNP)をはじめとする医薬品開発におけるナノ粒子技術は薬剤分子の標的への効率的な送達や個別化医療への応用など、近年活用が拡大しています。ナノ粒子のサイズ、分布、濃度、表面特性、粒子画像といった解析により、粒子の状態を定量的に把握することは非常に重要です。様々な粒子評価のニーズに対応する各種粒度分布解析装置を提供します。

製剤の品質評価


最終製剤の品質は、医薬品の有効性と安全性に直結します。全自動溶出試験機、崩壊試験機、サンプル調整機は、製剤が体内で適切に溶出・崩壊するかを正確に検証し、水分活性測定装置では物理的・化学的安定性から保存的特性を有する剤型の特定や、微生物汚染のリスク評価を行い規格に基づいた品質保証を実現します。

クリーンルーム環境モニタリング


クリーンルームの環境測定は、製薬製造における製品の品質と安全性を確保し、規制遵守を維持するために不可欠です。トリプルラップ滅菌パックは3層包装で汚染リスクを低減し、かつVHP曝露時の包装完全性を確認可能なため、確実な環境測定を通して製造現場の衛生状態をサポートします。

これらの装置群を活用することで、研究者や製薬企業は、基礎研究から商業生産に至るまで、信頼性と効率性を兼ね備えた開発環境を構築できます。私たちは、ライフサイエンス分野の最先端技術を提供し、革新的な医薬品の創出を力強く支援します。